ヘリコプター納入をめぐり、陸自幹部2人を略式起訴 官製談合

arama-さん

 陸上自衛隊の次期多用途ヘリコプター「UH―X」納入をめぐり、受注した川崎重工業(神戸市)に便宜を図ったとして、東京地検特捜部は20日、官製談合防止法違反罪で、防衛省の技術研究本部に所属していた札本道博陸自2佐(54)と椎盛治陸自2佐(48)を略式起訴した。

 装備品納入をめぐる不祥事は過去に相次いでおり、防衛省の体質があらためて問われそうだ。

 起訴状によると、2人は昨年3~7月、ヘリに必要な機能を記した「仕様書」案や、競合する富士重工業(東京)の内部資料を川重側に漏えい。さらに、川重に有利になるように仕様書案を作成して、入札の公正さを害した、としている。

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