今回、維新とみんなの党は期待はずれだったって言われてるけど、個人的には躍進したと思う。特にみんなの党は、マスコミ露出も少ないし、政策も一般の人にはわかりづらい割には、着実に支持を伸ばしている。そういう意味では、今回民主が嫌いで自動的に自民に入れた人達なんかよりも、全然強い考え方の共有が出来ていると思うね。
ただ、みんなの党に足りないのは、やっぱ庶民に自分たちの考え方を説明する姿勢とかやり方だなぁと思うけどね。やっぱ橋下さんの様なアプローチを見習わないといけない。みんなの党の支持者も、他の党より教養が高くてインテリだから、そういうのが泥臭いって思って敬遠しちゃうんだろうけど。
商店街のおっちゃんやおばちゃん達に、金融政策の話をしても、なかなか引き込めない。これから党をより大きくするためには、そういう人達にも響く言葉をもっともっと考えるべきだね。
例えば、消費税増税にみんなの党が反対しているけど、もし消費税を増税するんだったら保険料を上げるべきという考え方をどんどんアプローチしていくべきとか。これはマスコミのマインドコントロールによってほとんど語られないけど、どう考えても増税するよりこっちの方が論理的だからさ。
消費税増税することが次世代のために負担を残さないためって言う人達は多い。でもそんな上手くいくかどうかもわからない新しい制度をわざわざ作らなくても、単純にじゃあ今の保険料を上げればいいじゃんって言うと、なぜかそういう人達って反対する(笑)。そこで躊躇するということは、そもそも次世代のためにって言っている事自体が嘘くさいってことになると思うんだけど(苦笑)。
僕はみんなの党に関しては心配していない。渡辺さんという強いリーダがいて、多くの支持者がその考え方を共有しているので、大きくブレないし、個々の質も高い。維新に関しては、マスコミは維新の石原さんと橋下さんのミスマッチを強調したりして、なんとか悪い印象を与えたいんだろうけど、でもネットのコメント欄とか見ても、橋下さんへの批判って、ほとんどがただの悪口とか中傷なんだよね。
最低ランクの人達は、いつも誰かから何かを貰う事ばかり考えているばかりで、ちゃんとしたロジックでは戦えないから橋下さんの人格を否定するしかないんだろうけど、そういう情けない奴らがこんなにたくさんいるのかとうんざりするときはあるね。