金【200日移動平均線で値固め出来るか？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

19日の東京金日中取引は、ＮＹ安を受けての手仕舞い売りが先行し、前日比48円安の4,560円で始まった。その後も、ＮＹ金時間外取引が伸び悩んでいる事から、軟調な地合いが続き安値揉み合いとなった。

18日のＮＹ金相場は、米国の「財政の崖」問題を巡る共和党のベイナー下院議長の記者会見後に売り込まれ、大幅下落し3カ月ぶりの安値となった。共和党のベイナー下院議長はこの日、オバマ大統領の新たな譲歩案を批判し、プランＢとして年収100万ドル以下の世帯の減税延長を目指すとしたが、同時に年内の合意に期待も示した。共和党は年収100万ドル以上の富裕層の税率を引き上げる一方で、その他の減税は延長する法案を20日に採決する予定で、同法案は承認される見通しである。

本日の夜間取引はＮＹ金相場が、クリスマス休暇を控えた薄商いの中で、200日移動平均線で値固め出来るか否かに注目が集まる。米国の「財政の崖」問題を巡る思惑から、ファンド筋の売り仕掛けに再び下落する可能性もある。200日移動平均線を下回って来ると、1,600ドル割れを試す可能性がある為、ここは値ごろ感からの安易な買いは禁物か？

夜間取引レンジ　4,495円～4,588円　

池末

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