年末近くになると、決まってPCの相談を受けます
年賀状をPCで作りたいということなど
あるいは村の役が回ってきたので1年間、配り物など文書作りをPCでやりたいなど
残念ながら手遅れなのです
今日、尋ねて来た人は、農家で私とほぼ同い年です。 今までに何回となくインターネットをするよう進めた人です
55歳の定年になったときからなので10年超しにおすすめしてきたのですが・・・・・
うちの応接間は5台のPCがあり、女房にお茶を入れさせてる間にヤフオクで1円スタートで農機具のオークション画面、googleEarthの画面、他県の農産物の画面、隣町の篤農家のホームページなど並べて表示して、簡単に説明してると感心しきりです^^;
「おらは、時代の汽車に乗り遅れてしまった・・・・・・」
「あんたに最初に勧められたときにさっと買えばよかった・・・・・」
そうなんです
毎朝発車しているのに、10年間、一度も乗ろうとしなかったのです
あんなにオススメしたのに・・・・・・ →Orz///
「あんたはこういうことがいつでもサッサとできるから幸せじゃなあ」
「ああ、おかげさんでね」
なぐさめに言いました
「PCが何台あっても、それだけで幸せになるとは限らない、PCの操作がさくさくとできればスゴイ幸せなんだけど」
「あんとき、ニューメディア、ニューメディアって騒いだやろ、紙と鉛筆が今までのメディアで、パソコンでインタ-ネットして情報やりとりするのが今のメディアちゅうわけだ」
「ああ、おらはいまだに紙と鉛筆や・・・・・汽車に完全に乗り遅れてしもうた・・・・・・」
「こんな時代が来るとは思わんかった・・・・・」
今の趣味を聞くと株もパチンコも卒業してたまに飲み屋でカラオケと・・・
息子は農家の長男なので嫁が決まらず、仕事も会社が倒産して今は失業保険貰いながらハローワーク通いだと
来年一年間の村の会計役は嫁いだ娘におべんちゃらしてPC入出力を頼むしかないと
前会計役から渡されたUSBメモリーを見せてくれました
2時間ほどさんざんグチをこぼして帰って行きました