現在2012年12月13日 AM5:22
取引中の米国株式市場ですが
ダウ工業株30種 13270.87 (+22.43)
ナスダック総合 3020.89 (-1.41)
尚、CME日経平均(円建て)は 9705円 となっております。
先程、市場関係者が注目していた連邦公開市場委員会(FOMC)声明がございました。
米連邦準備理事会(FRB)はオペレーション・ツイストを期限通り年内で終了し、モーゲージ担保証券(MBS)の月額400億ドルの買い入れを続けると発表。
また、オペレーション・ツイストの代替策として国債を月額450億ドル買い入れる方針を示しました。
これまで、いつ、どのような状態になるまで緩和政策を続けるのかということは曖昧にされておりましたが今回のFOMCで明確な数値基準も導入しました。
失業率が6.5%以上で、向こう1─2年のインフレ見通しが2.5%を超えず、長期インフレ期待が抑制され続けている限り、事実上のゼロ金利を維持するそうです。
前回のQE3導入後もそうでしたが、今回も緩和策を発表後ドル円・ユーロ円ともに大きく上昇し円安が急伸しております。
私は経済学者ではありませんし、これから世界経済や株価がどうなるのかは全く想像できません。
値動きから判断すると現在の株式市場は強いと判断せざるを得ません。
一瞬にして市場の雰囲気は変わりますから、ここで偏った相場観を持たず淡々と値動きについていくだけですね。
今回のFOMCによって、これからどういうことが考えられるのか、私なりに考察していきたいと思います。
日経平均 日足チャート
昨日の東京株式市場は寄り付きから堅調な展開でした。
朝方、北朝鮮がミサイルを発射するという報道で一時騒然としましたが株価的には殆ど影響なし。
有事の際に急騰する石川製作所<6208>が一瞬急騰した程度で他に大きな動きはありませんでした。
現時点で米国株式市場はまちまちの動きとなっておりますが、何せ為替が大きく円安に動いておりますし東京株式市場は恐らく大きく上昇して始まるでしょう。
上記の日足チャートを見ると完全に高値をブレイクしてきておりますので、引き続き目先は上を想定。
そういえば昨日こんなニュースを見ました。
【レポート】高金利での新車販売が増加中! リーマンショックの二の舞を懸念する声も
私はリーマンショックを経験したアメリカ国民はリーマンショック以前ほど積極的に消費をしなくなるのではないか?と考えたりもしたのですが、、、喉元過ぎれば熱さ忘れるという人間の本質は変わることはありませんね(笑)
これからもマーケットではバブルや暴落が繰り返されることになるのでしょう。