DRAGON'さんのブログ
経団連会長が安倍氏に陳謝=「批判は誤解」
この米倉のジジイ、ついに日和やんのw
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012121201020
”経団連の米倉弘昌会長は12日、自民党の安倍晋三総裁に電話し、安倍氏が主張する金融緩和強化を「無鉄砲だ」などと批判したことを陳謝した。安倍氏が明らかにした。
米倉氏は自身の発言について「真意は安倍総裁の経済政策への批判ではない。私は全面的に安倍総裁の経済対策を支持しており、誤解されて報道された。迷惑をお掛けして申し訳ない」と釈明。安倍氏は「選挙中でもあり、慎重にご発言いただきたい」と注文を付けた。
安倍氏が消費増税に関し「経済好転が条件」との考えを示していることに対しても、米倉氏は「総裁としてふさわしい発言か」と疑問を呈していた。”
まぁ真面目な話、いきなりの変節の裏には経団連の他のメンツから、このじーさん相手に苦情が言ったのかも知れません。
例えば…
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE8BB03420121212?sp=true
”トヨタアセットマネジメント、投資戦略部チーフストラテジストの濱崎優氏は、今月16日投開票の衆院選に関し、自民党が地滑り的に圧勝する可能性もあると予想。安倍晋三自民総裁が掲げる「アベノミクス」政策を実行に移せば、半年後には株高、円安、金利上昇という流れになるとの見方を示した。12日、ロイターの取材に応じた。
主なやりとりは以下のとおり。
──いわゆるアベノミクス政策をどう評価するか。
「金融緩和強化と積極財政によるデフレ脱却を目指すのは正しい方策と考えている。増税による財政再建と構造改革を中心とした成長戦略では『失われた30年』になろう。消費税増税の3党合意は、『成長が不十分』という理由で3年程度延期しても良いのではないか」
──総選挙後の枠組みは。
「小選挙区制のため、ひょっとしたら自民党の『地滑り的圧勝』があると思っていたが、今のところその流れのようだ。(選挙で劣勢と伝えられ同情票が集まる)アンダードッグ効果が出なければ、単独安定多数となる可能性があり、自公で絶対多数を確保することになろう」
──自民党が勝利した場合、どんな政策が予想されるか。
「公約通り、アベノミクスを実行すると思う。差し当たっては復興予算の早期執行と10兆円補正予算によるインフラ投資。日銀は政府と歩調を合わて金融緩和を強化し、建設国債増発額相当の輪番オペ増額を実施するとみている。例えば、5兆円増発なら月4000億円程度の増額になる」
──マーケットや実体経済への影響は。
「株式・為替市場は解散後のように素直に反応しよう。半年後には日経平均.N225は1万2000─3000円、為替は1ドル90円前後を予想している。債券市場については初動は小幅な金利上昇にとどまろうが、効果が数字になって表れてくると、ある程度の幅を持って上昇しよう。半年後に10年債は1%台前半を付けるのではないか」
「累積デフレギャップが膨大なため、物価は簡単には上昇してこない。初年度の13年度はCPIコアコアで前年比プラス0─0.5%。アベノミクス実施なら、13年度の実質GDP成長率は2%台、名目も同程度が予想される」
──新政権にどんな経済政策を望むか。
「最初の3年間は『集中回復期間』として、景気回復を軌道に乗せるべく、弾力的な財政運営が必要。ムダな公共投資をなくすため、『公共投資透明化法』を成立させ、プロセスをガラス張りにすることが大事だ」
「金融政策の判断指標をCPIコアコア指数に変更すること。前年比1─2%で安定的に推移するまで建設国債増発相当の大半を輪番オペで買い上げるアコードを締結させる。安定的とは1年程度だろう」
──日本の潜在成長力を高めるための政策は何か。
「法人税を20%程度へ引き下げ、その代わりに低率の外形標準課税を導入することによって、税制面で企業活動をバックアップすることが必要だ。3年間の『集中回復期間』の3年目で景気回復が軌道に乗っていたら、改めて規制緩和、社会保障対策、消費税増税を検討する。増税については、経済成長による自然増収で賄えるならば無理に実施しない方がいい」”
トヨタアセットマネジメントはトヨタの子会社ですね。他にも企業系財閥系のシンクタンクは同様の結論に達しているのは想像に難くないかと。
…となれば、米倉が安倍晋三に喧嘩を売るのは経団連、ひいてはそれに参加している企業の利益に反しますし。これは、もう謝罪するしかないでしょう。
…しかし、こうなってくると今後マスコミの動きが気になりますね。
今まで安倍さんの政策をこきおろしていた訳ですが。例えば安倍晋三の政策を実行したらインフレになる。sの根拠は経済学の先生やら、経団連の米倉の発言だったりした訳ですが。
マスコミも勝馬には乗りたいでしょうし。…さて?
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