金【4,495円近辺】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

4日の東京金日中取引は続落。週明け3日のＮＹ金相場は、ギリシャが国債買い入れを提案した事や、1日に発表された中国の11月の経済指標が強い内容だった事を背景に、ドルは対ユーロで一時6週間ぶりの安値を付けた事から、代替投資先としての金に買いが入り反発したが、東京市場は現在取引が行われているＮＹ金時間外取引がマイナス圏で推移している事と、為替市場で円高基調となっている事から、手じまい売りが先行して始まった。その後も、ＮＹ金時間外取引が更に水準を切り下げて推移している事などから、下げ幅を拡大する展開となり、中心限月10月限は58円安の4,506円で取引を終えた。

今週のＮＹ金相場は、「財政の崖」回避に向けた米国での予算協議の結果待ちで、投資家らは依然として、慎重姿勢を崩していない状況で、現物需要に下支えされていると思われる。

チャート的には、東京金は、直近の11/6安値4,330円から、11/26戻り高値4,659円に対する半値押しレベルの4,495円近辺（一目均衡表の基準線も4,495円）が当面の下値目途となる見通しで、61.8％レベルの4,456円近辺を想定して買いで対応したいところか。


夜間取引レンジ　4,477円～4,535円

池末

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