29日のNY市場は、スペインやイタリア国債の利回り低下や11月のユーロ圏景況感指数が前日比で上昇したことを背景に、ユーロ高・ドル安となったため、ドル建ての金は割安感から買われた。また、米国の「財政の崖」問題の不透明感から、安全資産としての金が評価された。さらに、この日発表された米経済指標が堅調だったため株高になったことも支援材料となった。前日比10.7ドル高の1729.5ドルで終了。
ドル建て市場は、新たな手がかりに欠け、方向感を見出せない展開となっているが、当面続きそうである。また、米国の「財政の崖」問題よる金の判断は不透明感が強いため、その見極めには慎重を要する。夜間取引時間は4600円を挟んだ攻防と思われる。
夜間取引レンジ 4,578円~4,624円
中川
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