金【不用意な売りは・・・?】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、23日のNY市場の急伸を受け、手じまい買いが先行し前日比59円高の4657円で寄り付く。その後は、円高進行をきっかけとした利食い売りでやや値を削る時間もあったが、終日高値圏での取引展開となりり結局前日比30円高の4628円で終了。

先週末23日のNY市場は、為替のドル安・ユーロ高を背景にテクニカルな買いで続伸、前日比23.2ドル高の1751.4ドルで終了。ここ1カ月近く抜けきらなかった、50日移動平均(1742ドル付近)を上抜けたため、買いが促進された模様である。今後は、26日のユーロ圏財務相会合でギリシャに対する支援が合意するかである。ギリシャ支援に関しては進展している模様であるが、支援決定となれば金にとっては買い材料となりそうである。その場合、1750ドル付近の一目均衡表の雲の上限を抜け、1800ドルを意識した取引展開となると思われる。ただ、今回の会合でも支援が先送りされるようであれば、失望売りとなり地合いを圧迫すると思われる。しかし、1700ドル付近は現物買いの需要が期待されるため、大台割れは想定しづらい。

本日夜間取引時間は、ユーロ圏財務相会合の結果次第の取引であろうが、不用意な売りは控えたほうが良さそう。


夜間取引レンジ　4,605円～4,659円

中川

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