昨日の米国株式相場は大幅続落した(DJIA -185.23 @12,570.95, NASDAQ -37.08 @2,846.81)。しかし、本日の日本株全般は大きく反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,350に対して、下落銘柄数は250となった。騰落レシオは104.94%へ上昇した。東証1部の売買代金は1兆2484億円へ膨らんだ。自民党の政権奪回が期待され、その場合は日銀にさらなる金融緩和を求めると予想され、それが為替レートを円安へ揺り動かし、結局、株高へ動かしたと解釈できる。もともと反発し易い株価位置だっただけに、反発を支えるちょうど良い材料も重なったため、大きく反発した。
TOPIXも日経平均も大陽線で反発した。TOPIXは10日移動平均線を回復したが、日経平均はまだ10日移動平均線へ届かなかった。よほどの悪材料が海外から出てこない限り、明日も高く始まりそうだ。しかし、本日のアイフルのように大陽線の翌日に高寄りして始まっても失速して陰線引けということも珍しくないので過度の期待は禁物だ。
TOPIX +15 @737
日経平均 +165円 @8,829円