金【レンジ内の展開ならカウンタートレードが有効かと】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、海外高と円安を背景に手じまい買い先行で始まり、前日比20円高の4456円で寄り付く。その後は小動きが続いていたが、午後に入り円安進行とともに買われ結局前日比52円高の4488円で終了。

14日のNY市場は、米経済指標の悪化を受けて、金融当局が緩和策を拡大するのではとの見方から買われた。また、中東情勢の緊迫化で原油相場が上昇したこともきっかけとなった。前日公開された10月23～24日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録によると、多くのメンバーが来年に追加の資産購入措置を実施する必要があるとの認識を示していた。そのため、弱い経済指標は刺激策につながるとの観測となりやすい。ただ、米国の財政問題をめぐり様子見姿勢も強まっているため、先行きの不透明感は拭えず当面はレンジ内の展開と思える。

国内金価格は、衆院の解散・総選挙が決まったため、為替相場が円安に振れやすいため加味しての判断が必要である。追加金融緩和に前向きな安部自民党総裁の姿勢が一部報道されたため急激に円安進行となったが、ややフライング気味とも思える。夜間取引時間での為替相場の反動には十分な注意が必要と思われる。


夜間取引レンジ　4,459～4,506円

中川

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