東京228堂さんのブログ

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3月28日 「市場の危機 政治の不全」

TOPIX 1,243.81 +17.37
日経平均株価 12,820.47 +215.89

昨日のアメリカ市場は
NYダウ 12,302.46 -120.40
NASDAQ 2,280.83 -43.53
10~12月のGDP確定値で個人消費がプラス2.3%と改善、
新規失業保険申請件数は36万6000件と市場予想とほぼかわらず
だったが、企業の決算が悪くダウは大幅続落。

日本市場も下落してスタートするも下げ渋り、後場にはいって
急上昇。結局日経平均は215円の大幅反発。
2月全国消費者物価指数で物価は上昇していたものの、月末&年度末
のお化粧買いが入ったのではないでしょうか。
出来高18億129万株、売買代金2兆519億円と盛り上がりには
欠けました。
新興市場はヘラクレスだけ続落。REITは小幅に反発。
為替は対ドル99円中盤、対ユーロ157円前後。

中国市場は
香港 ハンセン指数 23,285.95 621.73 +2.74%
中国 上海総合指数 3,580.15 168.65 +4.94%

インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 16,371.29 355.73 +2.22%
インド NIFTY指数 4,942.00 111.75 +2.31%

ベトナム市場は
ベトナム VN指数 512.70 3.95 +0.78%
今日のアジア市場は全面高展開でした。

ドバイ市場は
DFM Index 5,404.68 -55.75 -1.02%

3月23・25・26・27・28日に「市場の危機 政治の不全」という
特集が組まれました。論説委員長を含め5人の方が書かれていて
けっこう興味深く読みました。
23・25日は日本、26・27日はアメリカ、28日は中国について。
もちろん注目は日本。
『23日(平田育夫論説委員長)
日本銀行総裁がついに空席になったように、経済が危機に直面
しているとき政治は機能不全に。そんな光景が世界のあちこちで
見られる。今どの国も国際的マネーの奔放な動きにさらされている。
世界の新潮流にうまく乗った国に北欧諸国がある。教育の充実、
地方分権、規制緩和、情報技術産業の育成、企業のグローバル展開の
後押しと、潮流変化をとらえた政策に力を入れてきた。
日本は金融の技術革新を含め、経済・産業構造の改革で欧米に著しく
遅れている。参院選敗北の心理的な後遺症もあるのか、
自民党は改革をほとんど言わなくなった。
緩慢な衰退の道をたどるならまだ良い方だ。怖いのは、先進国で
最悪の財政が火を噴くこと。
与野党ともグローバル経済の新潮流に敏感であるべきだ。

25日(安藤俊裕論説委員)
衆参ねじれ国会の重圧にあえいでいるのは気の毒な面もあるが、
福田首相の政権運営に誤算や判断ミスが重なった点も見逃せない。
どんなに遅くても今年の秋口までに衆院を解散し、民意を踏まえ、
大連立を含む新たな多数派を形成して政局を安定させないと、
重要な改革が間に合わなくなる。』

今年は選挙はないと思っていたのですが(自民党の衆院議員の
秘書さんがないといってたような?)やっぱり今のねじれ国会では
ダメなのですね。
ということは民主党政権今年中に誕生か。
それが民意であればやってもらうのもいいのではないでしょうか。

それでは今日はこれで失礼します。
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