【投資脳のつくり方】出光、アジア初の製油所

木下 晃伸さん
木下 晃伸さん

●みなさま、いかがお過ごしでしょうか。


経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。



●それでは、本日も、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。


本日もよろしくお願い申し上げます。


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□本日の目次
■経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース
■編集後記
■テキストはこちらから
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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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※※おかげさまで22,401名!のみなさまにお読みいただいています※※


☆雑誌「マネージャパン」ホームページもぜひご覧ください!


>>http://www.sscom.co.jp/money/ 



2008年3月28日(金)本日お伝えする内容はこちら!


1.出光、アジア初の製油所


2.米国債離れ、警戒必要


3.三菱ジェット、飛翔の条件



>>http://www.terunobu-kinoshita.com/20080328-toushinou.pdf



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>>toiawase@terunobu-kinoshita.com


 
( 資料作成:木下 晃伸 きのした てるのぶ )

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■編集後記
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●明日はセミナーです。


初めて、自分で企画したセミナーを明日開催いたします。


お申し込みいただいたみなさま、明日お会いできますこと楽しみにしています。


資料は、今回セミナーのために、新しく作りました。せっかくの休日、お越しいただく方に喜んでいただける内容にしたいと思います。



ご意見・ご感想は【お気軽に日記のコメント欄】へ



( 文責:木下 晃伸 きのした てるのぶ )

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■本文テキストはこちらから!
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1.出光、アジア初の製油所


 ●出光興産と三井化学は、ベトナムで精油・石化プラント建設へ

 ●日本企業がアジアで製油所を建設するのは初めて

 ●素材・エネルギー産業のグローバル戦略が本格始動する


出光興産と三井化学は27日、クゥエート国際石油(KPI)、ペトロベトナム(PVN)と組んでベトナムで精油・石化プラント建設に乗り出すと正式発表した。


日本企業がアジアで製油所を建設するのは初めて。しかし、株式市場は冷ややかだ。三井化学こそ、前日比+1.8%の上昇となったものの、出光興産は、前日比0.6%下落となった。


これはよくわかる。なぜなら、外国人投資家の目から見て、日本初という点では評価できないからだ。エネルギー関連企業に投資をしようと思えば、世界各国からエネルギー関連企業に投資をすればいい。わざわざ、これからエネルギー確保に向かおうとしている会社を買う必要はないからだ。


例えば、来月4月1日から5日まで、ベトナム・タイへ訪問するが、エネルギーに関しては、より魅力ある企業も多い。例えば、タイ。タイ最大の民間企業であり、総合天然ガス事業および石油事業を展開するPTTを含めたSET指数は、年初から比較的堅調に推移している。これは、エネルギーへの投資に対し、世界の投資家がタイを有望視しているということだろう。


(株価チャート)http://www.bloomberg.com/apps/quote?ticker=SET:IND 


2月のインドに続き、4月には、タイ・ベトナムを訪問する。日本株にとらわれず世界を見ることで景色は変わる。



2.米国債離れ、警戒必要


 ●米調査会社ISI会長、エド・ハイマン氏に聞く

 ●ハイマン氏は、エコノミストランキング28年連続1位に輝く
 
 ●彼が考える金融不安の今後は?


ウォール街を代表するエコノミスト、米調査会社ISI会長、エド・ハイマン氏。米インスティチューショナル・インベスター誌が選ぶエコノミストランキングで28年連続1位を保つ。


3年前から金融危機の到来に警鐘を鳴らしてきたという同氏が、現実のものとなった金融不安をどう捉えているのか?興味深いコメントをいくつか発している。以下に列挙した。頭の中に入れておきたい考えだ。


●誤算は商品相場の上昇で足元の物価への警戒が高まり、欧州中央銀行(ECB)が利下げに転じにくくなったこと。FRBが大幅な利下げに動いており、欧米の金利差拡大の観点からドル安が進み、これが商品高を呼ぶ悪循環を招いている。


●通貨下落の国内経済への打撃は小さい。輸出を促進し、米主要企業の利益を底上げする効果がある。海外の中央銀行を中心に米国債市場への投資が高水準で続いているが、米国債離れには警戒が必要だ。


●(不安が取り除かれるには何が必要か、という質問に対し)原油価格の安定が鍵になる。先進国経済の減速の影響が新興国経済にも波及し、需要減から年央には上昇にブレーキがかかるとみているが、新興国の成長が予想外に続くとかえって波乱要因となる。



3.三菱ジェット、飛翔の条件


 ●三菱重工業の小型ジェット機「MRJ」事業が動き出す

 ●国産旅客機が成功するためには何が必要か

 ●ブラジル、エンブラエルの経営に一つの解がある


三菱重工業の小型ジェット機「MRJ(三菱リージョナル・ジェット)」事業がいよいよ動き出す。NHKテレビ番組「プロジェクトX」にもなった「YS-11」以来、約40年ぶりとなる国産旅客機が成功するためには何が必要か。


日経産業新聞の特集記事では、ブラジルの大手航空会社「エンブラエル」(http://www.embraer.com/english/content/home/ )が参考になると記載されている。 


では、エンブラエルとはどんな会社か?90年代半ばまで恒常的に赤字を抱える国営企業だった。しかし、その後顧客志向の徹底から、マーケティング重視の姿勢を身につけ、07には純利益は4億9,000万ドルにも上っている。


しかし、株価はどうか? http://finance.yahoo.com/q/bc?s=ERJ&t=6m&l=on&z=m&q=l&c= 


同社のここ半年の株価推移であるが、決して良好とは言いがたい。前年比利益は2割を超える増益であるものの、株価はこういった状況だ。さらに、エンブラエルが手がける中小型ジェットは、これから拡大することが明らかになっている市場。でも、株価は・・・三菱重工業の新たなる一歩には、敬意を評している。だからといって、株価が上がらないと思わければならないのも、株式市場の難しいところだ。答えはどうでるか?  


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◇発行人/編集人  

木下晃伸(きのしたてるのぶ)  

(社団法人)日本証券アナリスト協会検定会員

株式会社きのしたてるのぶ事務所    
     

(C)2005-2008byTerunobu Kinoshita&TERUNOBU KINOSHITA OFFICE LIMITED. All Rights Reserved.

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