昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -312.95 @13,932.73, NASDAQ -74.64 @2,937.29)。理由は明確ではない。来年初めに大型減税が失効する一方で歳出削減が自動的に発動される「財政の崖」が改めて意識されたとの解説もあるが、既に分かっていることでそんなにも大きく反応するものだろうか?プログラム売買が過剰反応したとの見方もある。
米国株の大幅反落を受けて、且つ、為替相場が円高方向へさらに動いたことを嫌気して、日本株全般は大きく下げた。東証1部では、上昇銘柄数が283に対して、下落銘柄数は1,346となった。騰落レシオは102.74%。東証1部の売買代金は9,581億円。
TOPIXも日経平均も窓を空けて下げ、短陰線で終えた。10日移動平均を再び割り込み、時の利は売りとなった。10日移動平均線を短期間で上下に跨ぎ、方向感がはっきりしない。こういう相場では、つないでじっとしているのが有効だ。
TOPIX -10 @735
日経平均 -135円 @8,837円