某東京大学構内で表記の集まりがあったので行ってきました。
野村経由JPモルガン等外資系を経て起業した某ファンドのマネージャーの講演会。
マクロ経済政策よりもミクロに着目して投資対象を選ぶべきだ、とのお話。
で、このファンド企業の親会社の顧問を見たら榊原英資氏(東大卒、元財務官僚)だった。
マクロについては言えないはずだは、やっぱ、、(--;
デフレ政策批判なんか絶対出来ない。
投資対象はミクロで選んでも、投資タイミングはマクロで見ざるを得ないはずなんです。
で、投資収益を上げるうえで重要なのはポートフォリオよりもアセットアロケーションだから、マクロ分析無しでの好成績運用などあり得ない。
このファンドマネージャー、ほんとのプロならばマクロ分析の重要性は重々承知しているはずですし、社会主義がダメなことも分かっているはず。
それでも、社会主義のご本尊(官僚)に庇護を受けねばならないとこが今の日本の悲しいとこです(中国の状況に似てます、、、榊原氏も中国好きでアメリカ嫌い)。
全ては官僚丸投げ政治(偶像崇拝政治)ゆえ。
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討論会で学生らしき人間も来ていて、いろいろ議論したのですが、左に巻いている方がやはり多かった。
ベンチャー活性化をテーマに議論したのですが、ベンチャー活性化のポイントは労働者保護の撤廃と実力主義の処遇体系。
就職しても起業しても似たような環境の社会でこそ、ベンチャー起業は活性化する。
米国では解雇容易(労働者保護がない)で、実力主義の処遇だからこそ、自分で起業したほうが得、という選択が増える。
日本のように社会主義的な社会で、ベンチャー融資や起業教育に税金をつぎ込んでも、それは利権になったり無駄になったりする。
議論した学生にはそれが響かず。
リスクを取る経営者が保護されず、リスクを取らない労働者が保護される社会で、誰が起業したがるか、という単純な話なのにね(労働者とは単にリスクを取らない働き方を選んだヒトであって、弱者ではなく、特別な保護は必要ない。それを特別に保護するから、企業経営の足かせになり、企業は右肩下がりになり、結果的に労働者の生活も右肩下がりになる、、米国でも労働組合の強い業界は右肩下がり)。
官僚制と左翼思想は相性が良いから、ここに集まる学生がそっち系なのは当然。
この集まり自体は、中央大でやったり青山でやったり色々なのですが、そういえば榊原さんって今、青学で教授もやってるんですよね。
政府債務の効果的な膨張法(無意味な為替介入を乱発する方法)について講義してるのかなあ。
低成長路線を主導している人物がファンド企業の顧問になってるのはブラックジョークさながら。
、、、、、以上、お●鹿製造所の現場見学会でした。 思慮の足りない若者を煽って左洗脳しているとこは、かつての全学連運動を彷彿とさせます。
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関西のほうでも、文理教育と称して左翼系経済学者(大●大)の理系学生洗脳教育が進んでいるようです。
理系の人間は自分の専門以外にはあまり関心がないので、容易に洗脳されやすいのかも。
オウムも幸福の科学も理系信者が結構多い。