どうも、父の腎臓の具合が良くないらしい。
1年位前から、薬物療法をしているのは知っていたけれど、
相変わらずタバコを止めないので、私は比較的軽いものだと思っていた
先日、私が庭に出ようとすると、珍しく妹が私の後についてきて、
「お父さん、昨日のお昼はお好み焼き食べていたんやで。
お好み焼きは山芋が入っているっちゅうねん、芋はあかんねん」
と怒り出した
あらま
「その後で、お母さんは柿をむき始めたから、
柿はカリウムが高い、言うてんけれど、
ちょっとくらいエエやん、言うて食べておるねん」
にゃはははっと笑ったら、今度は妹の怒りの矛先が私に向いて、爆発・炎上した
「この家の人はみんなアホアホやから、
今の状況を全然理解しておらん」
「失われた機能は戻れへんねん。
このまま病状が進んだら、人工透析ってこと、わかってんの?」
腎臓病の治療には薬物療法とともに食事療法が重要らしい。
薬物療法はお医者様に任せるとして、
食事療法について調べ始めると、
1. タンパク質量の制限
2. 適正エネルギーの摂取
3. 塩分量の制限
の3本柱が基本。
それに加えて、父の場合、
カリウムの数値も減らさなければならないとのこと。
ウチの家は女系であることから、ビタミンEが豊富なアボガドを好んで食べるんだけれど、
アボガド1個に対し、カリウムは1009mgとメチャクチャ高かった
ドリンクではコーヒー(タンパク質0.3g カリウム98mg)が
ダメなのがわかるんだけれど、
腎臓病患者にとって、安全な飲み物はコーラ(タンパク質0.2g カリウム0mg)、
サイダー(タンパク質0g カリウム0mg)だったりする。
そして、ウチは夏になると大量に収穫できるゴーヤの消費と夏バテ防止のために、
ゴーヤジュースを作って飲むことが多い
グレープフルーツジュース500ml(タンパク質1g,カリウム210mg)
ナマのゴーヤ1/2本(タンパク質0.5g,カリウム130mg)
バナナ1本(タンパク質1.1g,カリウム360mg)
で、1人分はタンパク質0.65g,カリウム175mg…。
父にとって、とんでもなく危ない飲み物になっていた!
私たちが良かれと思っていたものがダメだったりするので、
何が良くて何が悪いのか、全くワケ分からない世界
幸い父は食べ物に関してはうるさくはない人なので、
私たちがちゃんと理解するまでは、タンパク質・カリウムともに低い、
うどん、ソーメン、ビーフンなどを順繰りに食べてもらっていいんじゃないの、
と話している
でもね、いくら食事に気を遣ってもタバコを止めなかったら、
効果ないと思うんだけれどね…