「この世のすべての人が、一日は二十四時間しかない。
どんな金持ちも、貧乏人も、どんな権力者も同じなのである。
大企業の社長だからといって三十時間あるわけではないし、
失業者だから二十時間しかないというわけではない。
毎日孤独をかみしめながら二十四時間を鬱々と過ごしている大富豪よりも、
ああ楽しいと実感できる瞬間を二十四時間のうちに
たくさん見つけられる日々を送っている貧乏人のほうが、幸せに決まっているのだ。
だから、いかに楽しい時間を作るかということが、
どれだけ自分の人生を充実させることができるかにかかわってくる
といっても過言ではないだろう」
(P187~188より抜粋)
「すべての人は、死ぬまで可能性があるのだ。
だとしたら、五十歳になっても、六十歳になっても、
そこから可能性を見出して、新しいことを始められる自分でありたい。
七十歳になって出会った趣味があったなら、
自分にはこんな才能があったのかと、可能性を夢見る人生でありたい」
(P196より抜粋)
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何やら最近、一部評判が良くないようだけど、
それに自分もあまり好きではない人だったのだけれど、
この二つの文章を読んで、かなり印象が変わった。
他の箇所にも感銘を受けたところが点在しており、
案外、人に優しい男だということがわかったりする。
と同時に、かなりなギャンブラーで、西原女史以上に負けたようだw
実はけっこう魅力的な男だったんだと判明したけれど、
AKBは嫌いなんだ、ごめんね。
どーしても、壺坂がイイんだな。。
★「趣味力」
秋元康著 NHK出版 660円+税 2003.4.10.第一刷 2012.9.25.第七刷