先週金曜日の米国株式相場は小幅高となった(DJIA +3.53 @13,107.21, NADAQ +1.83 @2,987.95)。これを受けて本日の日本株全般も高安ほぼ半々となった。東証1部では、上昇銘柄数が803に対して、下落銘柄数は693となった。騰落レシオは96.26%。東証1部の売買代金は9,179億円。
TOPIXも日経平均も小幅安となった。日経平均で見ると緩やかな上昇チャネルを描いているが、その上限ラインと下限ラインの範囲内の反発局面での足踏みと見ることができる。企業レベルでのミクロ・ファンダメンタルズでも国レベルのマクロ・ファンダメンタルズでも決して強いとは言えないが、日本株は安値圏にある。日本の貿易構造上の理由から、為替相場には反応し易い。明日は明日の風が吹き、気まぐれに相場は動く。しかし、半年から1年くらい先を考えると、株価はその企業の業績見通し変化に応じてトレンドを描いて動く。やっかいなことは、グローバル化が進み、企業の業績見通しに国レベル及び世界レベルのマクロ経済の変動が大きな影響を与えることだ。
TOPIX -1 @740
日経平均 -4 @8,929円