あっきんさんのブログ
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「なくそう!子どもポルノ」キャンペーン。
最近、巷で、児童ポルノに関する議論がヒートアップしています。
ユニセフの「なくそう!子どもポルノ」キャンペーンというものが発端です。
こちらのブログの記事がよくまとまっています。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080313_child_anime_manga/
児童ポルノ自体が、けしからん、と思うのは、わかる…というか、大分前に法律で定められた時点で、そういうものなのだと理解しました。
実際に18歳以下の子供がそういう趣味嗜好をもつ人たちのために、裸になったり、そういう作品に出たり…というのを規制するのはわかるのです。
でも、実写ではない、アニメとかマンガとかゲームとか、そういうものまで、反対というのが、今回のユニセフのキャンペーンが、もっとも、批判されているところで、私も疑問に思うところです。
あとは、18歳以上が18歳未満と思われるようなポルノ(コスプレなんかも含まれますね)がダメ…とか。
世の中、いろいろな、趣味嗜好を持つ人がいます。
いわゆる子供が好きだという人(俗にいうロリコン)も確かに存在します。
それが高じて、実際に子供にいたずらをしてしまったり…というのは、犯罪ですし、マズイ話です。
しかし、そういう性的嗜好を持つ…というところまでは、規制はできないと思うのですよ。
現状の法律などからも考えて。
そういうところまで、ダメだって言ってしまうと、人権侵害だ…みたいな、話になってきますよね。
ユニセフは児童ポルノから子供を守るため・・・という大義名分でキャンペーンを行っているわけですが・・・。
これは、世の中のそういう趣味嗜好を持つ人に嫌悪感を持っている人がさらに嫌悪感を増し、そういう風に思ってなかった人も、そういう方向へ導いてしまうのではないかと思います。
現在禁止されている児童の実写。
今回取りざたされている18歳以上でも、18歳未満と思われるもの、アニメ、ゲーム、マンガ。
これらをすべてそういう趣味嗜好を持つ人たちからシャットアウトしたところで問題は解決しますか?
逆にうっぷん(ストレス)がたまって、犯罪に走るという可能性は?
ユニセフが謡っていることは、子供を守ることです。
そして、児童ポルノも18歳未満の児童に対する性的虐待などの増加を受け、施行された法律です。
過剰な規制はただ単に、「規制するためだけの」法律になり下がってしまっているように思います。
本来の目的に立ち返ってほしいです。
本当に、「子供を守る」という点に焦点を絞るなら、ほかにやるべきことがあるのではないでしょうか?
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非常に重い問題提起だと受け止めました。
仰る通り「子供を守る」という点だけに的を絞った議論をすべきだと思います。
もしかすると少しピントがずれているかもしれませんが、
実は最近、スピード違反取締りの現場を目撃しました。
お巡りさんが物陰に隠れて、スピードガンだけを上に出して、走ってくる自動車の速度計測をやっていました。
200mくらい先には別のお巡りさんがいて該当する自動車をわき道に誘導しています。
そこは片道1車線の直線道路で制限速度は40Km/hです。
ほとんどの車は60Km/h以上で走行しています。
それを見て思ったことは、お巡りさんの本業は犯罪者を作ることではないでしょう。未然に防ぐことでしょう。
つまりお巡りさんがその道路に目立つように立っていれば、ほとんどのドライバーはスピードを落とします。
結果的に事故防止になるはずです。
でもそれではお巡りさんの成績アップにはならないそうです。
本来は交通事故防止のための取締りが、お巡りさんの成績アップにしか貢献していない。
「児童ポルノ禁止」を本気で議論することは大事なことだと思います。
でも根本目的を忘れると昔の魔女狩りみたいになるかもしれませんね。
署名書類を保管しておかないといけな事になっている
ようですね!これでインターネットで販売されていた、
海賊版は3年ほど前に一気に消滅。多分、漁夫の利を
得たのは、実は製作会社は喜んだ事でしょう。
アダルトアニメはこちらでは「Hentai」といいますが、
登場人物が高校の設定はNGなので、すべては大学生以上
という設定に翻訳段階で変えられてるみたいです。
まあアダルトに限らず、あっきんさんが貼り付けれている
リンクのような漫画の場合も、アメリカでは現在も所持自
体が罰則になるので厳しい罰則を受けます。
オペラもアニメに人格があるのか?みたいな議論を聞いた
事ありますが、、、この記事は、とっても良く書かれてい
ますが、どうも子供の人権とか所有者の人権保護と
いうよりかは、10億ドルのビジネスと言われるポルノ
業界の利害を優先して書かれたような気がします。。。。
子供ってポルノになるのか不思議です。6年生までは一緒に海水浴で脱いでいたような記憶です。騒ぐ気が知れません。
気をつけないといけませんね。時代が変わってきたのでしょう。ましてやアニメでどうして書く人もいけないのでしょう。
難しい問題ですね。
以前私がお風呂上りに自分のベビーを撮影したら
父にしかられました。
なんだか、
かえって父のことをヘンに思ってしまったのですが^^;
しかし、18歳以上が子どものフリをしただけでもアウト
とは初めて知りました。
自分は子供のフリもしませんが、
なぜか気をつけなきゃって思ってしまいました。
おまわりさんは成績アップのために取り締まりをしているという話は通説・・・というか、よく聞きますね。
これも、本来の法律と取り締まりが全く連動していない…というか、別物になってしまっているものの一例かもしれません。
なんのために取り締まるのか…ということを、忘れると、本末転倒になりかねません。
取り締まる側は、常にそれを忘れないようにしないと、いけませんね。
>オペラ座の怪人さん (-14.34point)
私が記事の意図を読み間違えましたか…ね?
児童ポルノの取り締まりが厳しくなると、ポルノ業界が困る…と。
単にポルノ業界が困るんだよってだけなら、所持=違反でもいいかなーと思ってしまいました。
今回の議論、いろいろなとらえ方をしている人がいますが、ポルノ産業からみるのと、人権問題からみるのでは、違ったものになりそうですね。
>yoc1234さん
こちらのURLの下の方にもありますが、たとえば、おじいちゃんが、孫が裸でプールで遊んでいる写真を撮ったら、それは、ポルノになるのか…っていうと、ちょっと違うと思うんですね。
ただ、その写真が出回ってしまって、幼女が好きだという性的嗜好の持ち主に性的な目的で使用されるとポルノになりますよね。
前から、そういう趣味嗜好の人はいたのでしょうけれど、最近のように、事件として明るみ出てくることが多くなると、法整備も必要になるでしょう。
>soraironotaneさん
yoc1234さんのコメントでも、少し触れましたが、この場合、撮る方は、何ら悪意もないのですよね。
親が成長の記録として、子供の写真(それが裸であっても)を撮ったりするのはいたって普通のことと思います。
ただ、それが、世の中に出回ってしまうと、意図しない目的に使われることがあるので、そういうことを未然に防ぐには、そういう行為自体を禁止する・・・という方向にいってしまうのかもしれません。
なにか基本的なことで勘違いがあるのではないでしょうか?
そもそもユニセフは、開発途上国の子供を援助するために設立されたので、日本など先進国は対象にしていません。
それは、先進国は、自国で解決する能力があるからです。
食べ物もきれいな水もなく、死んでゆく子供達や、売られたり、児童売春させられている子供を救うことを目的にしています。
日本ユニセフ協会の発案は、良いことではありますが、政治家や婦人団体等がするべきことであって、そもそもユニセフ協会が音頭をとってやるようなこととは思えません。
まして、募金の一部は、人件費にも宣伝費にも使っているのですから。
そうですねぇー…。
言われてみれば、ユニセフが言うべきことではないかもしれないですね。
子供を守る…っていう意味を拡大解釈しすぎのような気がします。
本来のユニセフの仕事や目的を忘れ、今回のようなキャンペーンを行ったところに、異論がある人が多いのかもしれません。
私も参考になりました。
日記などを書くときは、ある程度自分の考えをまとめた上で書くわけですけど(書きながらまとめることもありますね。)、こうやって、いろんな人に読んでもらうと、自分とは違った視点のコメントをいろいろいただけるので、とても参考になります。
若いころは、ユニセフとユニセフ協会担当していました(笑)
いまでも、ユニセフ募金協力していますよ~♪
>これらをすべてそういう趣味嗜好を持つ人たちからシャットアウトしたところで問題は解決しますか?
逆にうっぷん(ストレス)がたまって、犯罪に走るという可能性は?
何事も規制で縛り付けすぎると、より反発が強くなり、もっと大きな犯罪がおこったりする可能性が十分考えられますね。
アニメの規制も難しい問題ですね。あっきんさんが仰る通り「子供を守る」ために、もっと優先的にすべきことがあると思います。
ユニセフ担当!?
大人になってから、ユニセフに募金したことないかも…。
>ぎっしーさん
そういう趣味嗜好の人をシャットアウトするのではなく、子供の安全とうい面にフォーカスしたら、もっと優先すべきことがはっきり見えてきそうに思うのですけどね。
偉そうなことを言っておいて、具体案は、私にも、思い浮かびませんが…。
若いときに、外務省でユニセフを担当していました
国際児童年とか、やっていましたから。
社会問題担当で、人口問題、麻薬、犯罪、婦人、子供など担当でしたよ。
面白かったです。
国連総会とか、ユニセフ執行理事会でだいひょう演説を英語でやったこともありますね。
ますますすごい!
外務省にいらっしゃったんですかー…。
国際問題などは、ひでたろうさんにおまかせ…かな?