安値圏での一時的な反発と下落を繰り返すか?

優利加さん
優利加さん

昨日の米国株は小幅上昇した(DJIA +26.34 @13,103.68, NASDAQ +4.42 @2,986.12)。しかし、本日の日本株全般は大きく反落した。アジア株式市場が軟調となったことや円安が一服したことが背景にあった。東証1部では、上昇銘柄数が424に対して、下落銘柄数は1,101となった。騰落レシオは97.26%。東証1部の売買代金は1兆846億円。


TOPIXも日経平均も陰線で大幅反落し、昨日の上げを完全に打ち消した。日経平均ベースの予想EPSが6月下旬の770円台から徐々に下がってきており、昨日現在では732円まで低下した。これでは7月初旬の高値を完全に上放れることができないのも納得せざるを得ない。日本株相場は安値圏にあるが、高値を追い続けるだけの拠り所となるものが乏しい。したがって、安値圏での一時的な反発と下落を繰り返すレンジ相場がまだまだ続きそうだ。

TOPIX -10 @741
日経平均 -122円 @8,933円

優利加さんのブログ一覧