秋子の退職を終わって 10月22日(月)16時05分

堅実さん

 秋子の退職が終わりました。振り返り思うことは、文字を書くことの難しさです。何気なく書く文字でも、場合によると、その持つ意味やその深さが、気になります。ここで、文字の持つ力を感じます。簡潔な文でも、その力の違いを感じております。まだまだ、遠いです。谷川を流れる清流のような文が書けません。本当に良いものと思いますが、まだまだ、駄作です。9月中旬から書きはじめ、途中、何度か修正しました。それでも、壁にぶつかり、限界を感じます。

 

そんな中でも、生きるために、何かの参考になればと思って書きました。苦しい中でも生きるための方法です。ただ、自分自身、迷いの中にありますので、そこまで、こうだと言いきれるものになっておりません。

 

役にたつもの。楽しいもの。これが作品の土台にあります。もうひとつ、人間や社会の本質に迫れればと、思っております。

 

この話の最後は、その後、秋子はどうなるのか、結論の出ない終わりになりました。これは、その後は、読者の自由な思いで、秋子を描いて欲しいという希望から、そうしたのです。

 

例えば、秋子はその後、希望どおりに生きられて、生き生きとした生活を、東京でしているか。それとも、転職してから、心身とも更に疲れきってしまうかもしれません。そしてぼろぼろになって、東京の生活から、明彦君の親元に戻ってくるかもしれません。あるいは、転職せず、そのまま不満を言いながらも、今の職場にいるかもしれません。

 

 全体を通してみますと、部分、部分と掲載したので、前後が、ちぐはぐになっているかもしれません。この作品はしばらくこのまま、塩漬けにしておいて、再度点検し、修正し、投稿サイトに載せるつもりです。

 

 この話に出てくる仕事とか、転職とかは、誰でも思うことです。仕事に就いていれば、今の仕事をどうするかと迷うことです。ありふれた誰でも思い感じる日常生活を描いたものです。この中で、この作品を読んでから、例えば不遇な自分でも、なんとか生き抜いてやろうという気持ちが持てていただけたらと、思っております。ただ、現在は就職や転職するのが、難しい不景気の日本です。

 

 物語は、一人の父親の目から、子供の事を思いやる内容ですが、ここに、親子のちぐはぐな状況、母親と父親との考えの食い違いなどもあります。

 

また、時代背景も取り入れ、現在の日本の不景気とストレス社会、そしてその閉塞状態の中で、一人の人間の、一家族の心の悩みをいれてみました。

 

もちろん、読み方はその人、その人の自由です。どのように読んでもかまいません。それは、これはこうなのだと断定することが、嫌いな性格から、来ております。

 

 最後に、この作品をいろいろ、考えてくれた「子育てお父さん」にお礼を述べます。有り難うございました。それと、もう一つ、「❤kai波動みんなの♡明り・・・・」さん。データの提供を、有り難うございました。

 

                      平成24年10月22日

 

 

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