週末、ダウが売られ、200ドル安の13340ドルで、取引を終える。
ユーロは、いったん、1.3150あたりまで上昇し、その後、週末お終値で、1.3020で取引を終える。
10月21日にスペインの地方の選挙が実施されるので、売られたとも言われているが、10月19日の金曜日に、スペインのアストゥリアス州が2.617億ユーロの支援を中央政府に要請したとのニュースが、am0時に流れたので、これが理由かもしれない。
また、グーグルやマイクロソフトの決算、本日発表されたマクドナルドの決算の結果がよくなかったから、売られたとも言われている。
来週は、FOMCが22日、23日の日程で開かれる。おそらく、現状維持で、景気が悪化すれば、追加緩和。あと、財政の崖についての、警句がちりばめられているコメントが、発表されることになると考えられる。経済の状況は、力強さはないものの、回復基調であり、雇用は回復基調であるが、そのスピードは、イライラするほど、遅い。財政の崖が回避されなければ、アメリカ経済は、ふたたび、落ち込むことになるので、注意してね。ぐらいの内容だろうか。
アメリカの大統領選挙は、共和党ロムニーが有利であるとのことである。これも、注意が必要である。
もともと、アメリカの企業決算以外は、すべて。もともとわかりきったことであり、材料にはなりえないのであるが、高値圏では、それらが、材料になりえる。マーケットの七不思議のひとつであるが、あとの六つは、知らないのである。
ドルとその他通貨のかたちは崩れていなさそうであるが、ドルとユーロとその他の通貨という形になりつつあるので注意が必要である。
ユーロは避けて、豪ドルかニュージーランドドルを取引したいところである。ニュージーランドドルが売り時であるような、意味不明な思いに掻き立てられているが、来週は、25日に、ニュージーランド準備銀行の金利発表があるので、この後に売りたいところである。
株は、売り時と思い、追加で、少し売ってみた。
指標はあまりたいしたものがないが、25日は、アメリカ失業率と耐久財が出るので、ここは注意が必要である。
あと気になることは、イギリスの暴動と、ギリシャの暴動である。緊縮財政が無理なところまで来ているのである。
<為替相場>
ドル円 78.50~79.80
ユーロ円 101.20~105.20
ユーロドル 1.2820~1.3250
スペインの支援要求が注目されている。このまま、上値を追うというのが、大勢の見方である。どこで、ユーロが売られるのか、予想しにくいのである。それに対する不安が、ポジション解消と、それに伴う買いを誘発しているというところか?
このまま買い戻されて1.3500あたりまで上昇するかというところである。悪材料が出て下落したとしても、すぐに切り返すようであれば、ユーロ売りは危険である。しばらくは、堅調に推移する恐れがある。
<株式相場>
日経平均 8550~9150
中国の日本製品不買運動での車の販売台数の悪化が心配である。製造業全般に対する業績の悪化につながる。
このまま、今年度中の10000越えはないと考えている。信用買いが、入り始めているだろうから、ここは売りで対応したいところである。
日本の政治状況が心配である。
マスコミが主導しているのであろうが、あまりにも露骨である。
法務大臣の問題でも、批判が法務大臣どまりで、泥鰌までいかないのである。
麻生の場合は、カップラーメンの値段から、漢字の読み方、ホテルでの飲酒などなんら政治と関係のないことまで、引きずり出してのネガティブキャンペーンが行われていたが、泥鰌には一切このような動きが見られないのである。
これは、政治というよりも、マスコミの問題なのであろう。
大臣としての資質がない人間を大臣に任命して、内閣を組閣したのである。政権を維持するつもりがないのであろう。どう考えても、ネガティブキャンペーンものであるが、ほとんど騒がれていないような気がする。
どう考えてもおかいな気がするのである。