米国株は大幅下落、ハイテク大手決算冴えず(19日)/マーケットコメント
米国株式相場は下落。ダウ平均は205.43ドル安の13343.51、ナスダックは67.25ポイ
ント安の3005.62で取引を終了した。主要企業に冴えない決算が相次いだことで下落
して始まった。株価が過去最大の下落率を記録したブラックマンデーから25周年とい
う心理的要因も手伝い、終日軟調推移となった。セクター別では、消費者サービスや
テクノロジー・ハード・機器、半導体・半導体製造装置などを中心に全面安となっ
た。
昨日、取引時間中に予想を下回る決算内容が明らかとなった検索大手のグーグル
(GOOG)が続落。ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)は決算が予想下回り軟調推移と
なった。半導体のAMD(AMD)は15%相当の人員削減計画を明らかにして急落。マーベ
ル・テクノロジー(MRVL)も業績下方修正を発表して大幅下落となった。ファストフー
ドのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)は決算が予想を下回り下落。複合企業のGE
(GE)は決算で売上高が予想下回ったことが嫌気された。建設機械のキャタピラー
(CAT)は来週の決算を前に、売上成長が鈍化していることを明らかにして軟調推移と
なった。
一方でフラッシュメモリのサンディスク(SNDK)や人材サービスのマンパワー(MAN)、
銀行のキャピタル・ワン(COF)などが予想を上回る決算を発表して上昇。
相場の牽引役であったハイテク銘柄が総崩れとなっている。来週にはアップルの新製
品発表や決算、マイクロソフトの基本OS「Windows 8」の発表を控えており、反発の
きっかけとなるか注目される。
インテル、マイクロソフトは予想どうり良くないし、アップルも地図アプリから暴落気味、そしてGoogleも駄目と言われた。Googleは地図アプリに力を入れていますが・・・・・
また 13400を守れずでした(>_<)
為替の影響はユーロが安くなったぐらいで 103円は守りあまり円高には向かっていない