前日に米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスがスペインの格付けを投資適格級に維持した事で、欧州債務懸念が和らいだ事を背景に、ドルは主要通貨のバスケットに対して一時4週間ぶりの安値を付けた。これを受けてドル建ての金に割安感が生じ、相場は買い優勢となった。しかし、米経済指標が良好な結果となった為、追加金融緩和の継続期待が後退し、金は売りに繋がって、一時マイナス圏に沈む場面もあったが、売り一巡後は再びドル安の支援を受け買いが活発となり、安値拾いの買いやショートカバーの買いも入り、一段高となった。
本日の日中取引は、10:30~11:00にかけての中国の経済指標発表に注目する。チャート的には直近の高値から直近の安値の半値戻しの4,470円(一目均衡表の転換線も4,470円10/17日現在)を超えられるかがポイントとなりそうである。
日中取引レンジ 4,444円~4,477円
池末
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