とってもびっくりした。
セレモニーホールでお経が始まるまで、バックミュージックで長淵剛の曲が、流れていた。
しかもエンドレスで『しあわせになろうよ』
ぼくは、このとき、始めてこの曲を聞いた。そして、この曲が気に入った。
この日記を読んでいる人は、次にもっとびっくりすることになる。
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亡くなられた人は、50代の半ばで一家の大黒柱。
しかも悲運の最期をとげられた。
喪主に事情を聞いたわけではないが、
故人は、歌のうまい人だったから、この曲が好きだったのだろう。
でも喪主サイドも勇気がいっただろう。
われわれは、喪主の気持ちも充分に察しれただけに、この『しあわせになろうよ』だけが、
心に深く残った。
形にとらわれない、こころのこもったお葬式だった。