シャープ株、41年ぶり安値 業績回復に厳しい視線

arama-さん


 大阪市阿倍野区のシャープ本社






 9日の東京株式市場でシャープ株が売り注文を集め、終値が前週末比26円安の151円と、1971年11月以来の低水準となった。一時は、8月15日につけた年初来安値(164円)を更新する27円安の150円まで値を下げた。

 ゴールドマン・サックス証券が6日、投資判断を「中立」から「売り」に引き下げたことで、業績の先行きに懸念が広がった。日本格付研究所(JCR)も4日、長期発行体格付けを2段階引き下げ「トリプルB」にしており、シャープの業績回復の道筋に対する市場関係者の視線は厳しくなっている。台湾・鴻海精密工業との出資をめぐる協議の長期化も影響しているとみられる

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