引退が決まった、北海道帯広市の「ばんえい競馬」で「中高年の星」として人気を集めたゴールデンバージ=7月

北海道帯広市の「ばんえい競馬」で処分寸前から異例の復活を遂げ、「中高年の星」として人気を集めた史上最高齢の現役馬ゴールデンバージ(牡、15歳)が引退することになった。馬主の奈井江町の川端悟さん(63)が9日、明らかにした。引退後は川端さんの牧場で、のんびりと余生を過ごす。
人間では70歳近くに当たる高齢に加え、今春に傷めた後ろ脚の具合が良くないことから引退が決まった。28日に帯広競馬場で引退セレモニーがあり、脚の状態次第では引退レースにも出る。
ゴールデンバージは1997年生まれで、99年デビュー。2009年に一度登録を抹消された。