共働きやひとり親の家庭の小学生を放課後に預かる学童保育指導員の知識やスキル向上を狙い、独自の資格制度「認定キッズコーチ」を創設した一般社団法人キッズコーチ協会が、経験者向けに初めての試験を11月23、24日に東京で実施する。同協会のホームページで受験者の応募を受け付けている。
受験資格があるのは、過去5年以内に保育園や幼稚園、学童保育施設などで1年以上働いた経験がある人。子どものけんかの仲裁方法や保護者との対話力などを学ぶ講習に加え、筆記試験と適性検査、実技試験がある。試験料は講習費を含め計5万400円。
厚労省によると、学童保育を利用する子どもは全国に約85万人。