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フランスは「PEファンドの死」

フランスは「PEファンドの死」を宣告か-最大で75%課税も

10月4日(ブルームバーグ):フランスのプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社は、投資利益への課税を強化するオランド大統領の提案が議会で可決された場合、海外に脱出せざるを得ないと考えている。

オランド大統領が9月28日に公表した就任後初の予算案には、富裕層への課税強化と財政赤字圧縮を目指す対策の一環として、ファンドマネジャーの成功報酬に最大75%の税率を課す案が盛り込まれた。フランス政府はまた、キャピタルゲイン(資産譲渡益)課税の税率を最大で倍に引き上げ、課税所得から企業が控除できる債務の利払い金額を制限することも計画しており、導入されればレバレッジド・バイアウト(LBO)のリターンが減る見通しだ。

パリ在勤のディールメーカーによれば、プロの投資家は仮に英国に移ってもそこから英仏海峡を挟んでフランス企業の買収に動くことが可能であり、英国の低い税率がそうした投資家にとって魅力となると予想される。

フランスのLBO市場は英国に次いで欧州で2番目に大きく、パリを拠点とするPE投資会社は280社余りを数える。この中には、アストルグ・パートナーズ・ウェンデルやLBOフランスのほか、年内に総額30億ユーロ(約3048億円)の資金募集開始を計画するPAIパートナーズも含まれている。

エキストーン・パートナーズ・ヨーロッパのパートナー、ゴンザグ・ドブリニエール氏はインタビューで、「国家の政策に貢献する必要があるのは分かるが、これらの提案が全て実施されれば、それはフランスにおけるPEの死を意味する。買収ファンドの運営会社がパリにとどまることはあり得ない」と話している。

 

 

ほんとフランスもやばそう!投資を拒否すれば良い事は何もないと思う

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