<銘柄の見所>
UBIC <2158> (東マ)が9月26日に大陽線を引き、底値ゾーン離脱へ勢いを増してきた。今年の高値3月16日の9900円に対し、5000円台で低迷していただけに、見直し買いにタイミング待ちであったともいえる。
ここへきて証券会社がレーティングを買いに位置づけたことも手掛かりになっている。
今2013年3月期の第1四半期決算は営業利益4億9700万円と、前年同期比17.1%の減益決算となった。
今2013年3月期の第1四半期決算は営業利益4億9700万円と、前年同期比17.1%の減益決算となった。
通期では営業利益24億円、前期比5.4%増の見通しが据え置かれたが、やや軟調なスタートとの見方から小口売りに押され、8月23日には5000円まで売り込まれた。
3月高値に際しては電子記録のデータを解析し関係あるデータのみを取り出すことができる「フォレンジック」システム関連として注目された。
3月高値に際しては電子記録のデータを解析し関係あるデータのみを取り出すことができる「フォレンジック」システム関連として注目された。
それとともにディスカバリ(証拠開示)支援サービスの拡大も続いている。グローバル化の進展に伴い、日本の企業が米国を係争地とする訴訟に巻き込まれるケースも急増しており、同社のディスカバリへの需要も着実な増加を示している。
まさに時代の流れを帆に一杯受けている存在。
アナリスト筋では今期の大幅増額、来期の連続大幅増益を想定する声が強い。
アナリスト筋では今期の大幅増額、来期の連続大幅増益を想定する声が強い。
今後成長性評価の動きが高まる方向となろう。1万円相場が大いに期待される
(株式評論家・隆盛)
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)