社員の年齢ピラミッド

LONERさん
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私は勤務先で、社員のピラミッドが○×△・・・という話を入社当時からずっと聞かされている。詰まるところ、年齢別比率が悪いというのだ。採用が重要といって躍起になる人事部と、人なんかもういらないという他部署の対立もあったりする。
赤字になっていて高給取りが多いなら、使えない人を解雇すればいいのでは?と思うのだが、そんなに簡単ではないらしい。9月14日の日経新聞に書いてあった。民法上は解雇の自由が認められているものの、解雇の前には新規採用を抑え、非正規労働者を削減する義務があるそうだ。
これがどういう結果をもたらすかというと、新規採用を抑えるため、もしだれかの給与が上がろうものなら社員1人あたりの負担が増える、コストの安い非正規労働者を削減するため社員1人あたりの負担が増える。そして、負担が増えたところで前途有望な(給与低めの)若い社員は辞める。そしてさらに1人あたりの負担が増える。
NECなどの有名な会社でも事情は変わらないみたいで、中高年の中には働かない人もいるらしい。50歳代の人はパソコンで時間をつぶすとか。
暗闇に迷い込むような、そんな話だが、これはひとつのチャンスでもある。パソコンなんかで時間をつぶしていないで、すべての人が仕事に打ち込めば、他の企業よりもよい結果が出る。
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