児童ポルノ製造などの疑いで米原市職員逮捕

[arama-さん]

2012年9月20日 22時03分

　滋賀県警草津署は２０日、児童買春・ポルノ禁止法違反（製造・提供）の疑いで、滋賀県彦根市戸賀町、無職北川康徳（３９）と、交際相手で同県米原市番場、同市職員久保田ゆう子（３７）の両容疑者を逮捕したと発表した。

　逮捕容疑では、２人は共謀し、２０１１年６月５日～８月１６日ごろ、滋賀県湖南市内や福井県敦賀市内の公衆浴場で、女児の裸をデジタルビデオカメラで撮影したとされる。

　さらに北川容疑者は今年４月１６～１９日ごろ、児童ポルノ画像を収録したＤＶＤを、彦根市内の男（３８）＝県迷惑行為等防止条例違反（盗撮）の疑いで現行犯逮捕、釈放＝に貸与したとされる。

　草津署によると、北川容疑者は容疑を認め、久保田容疑者は「児童を対象に撮影した訳ではない」と一部否認している。久保田容疑者が女湯で撮影していたという。

　米原市によると、久保田容疑者は市防災危機管理局の主任で、防犯対策や犯罪被害者支援などを担当。逮捕を受け、泉峰一市長は会見し「市民を犯罪から守るべき立場にある職員が逮捕された事実を重く受け止める」と陳謝した。