モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望90
FRBによるQE3により、ドル安になる。現在、円安が進行中であるが、これは、今週の、日銀の金融政策決定会合があるためである。
FRBは、QE3。ECBは、不胎化政策。日銀は、?。
中央銀行の、金融政策がでそろうと、しばらくの間は、材料による相場展開になるのではないかと考えているところである。
実際、QE3という、最も大きい材料が出ているので、しばらくは、リスク選好型相場展開になるかもしれないが、このあたりで一服というところではないかと考えられる。
日銀の後は、重要指標とニュースとで、相場が動きそうである。
ユーロのチャートを見ていると、1.2000付近をつけたあと、1.5000あたりまで戻すパターンのように感じられるが、今回もそうなるかどうかが問題である。
そろそろ、下がるかなと思いながら、日経平均先物とユーロとを売ってみた。
今週の17日は、祝日で休みである。相場展開が読みにくいので、火曜日からである。
中央銀行の政策から考えると、ドル安は、まず間違いなく、ユーロを売るなら、円で行きたいところであるが、日銀の政策次第で、ポジションを取りにくいことになりそうである。ユーロは買いたくないので、資源国通貨の買いで行くか、ユーロポンドでの取引をするか。
あるいは、様子見するかである。
<為替相場>
ドル円 77.20~78.80
ユーロ円 100.50~105.20
ユーロドル 1.2800~1.3250
基本的に、方向感がなさそうな相場展開になるのではないかと思っている。日銀の政策決定会合が、18.19日に予定されているので、そのあたりまで、円安かなと考えている。円が、80円あたりまで安くなれば、売りたいところである。
QE3でどこまでひっぱるかが楽しみなところである。
<株式相場>
日経平均 9050~9350
しばらくは底堅いかなと考えているが、為替次第である。この先、QE3で、アメリカの景気が回復するのかが見ものである。
ユーロ圏の景気が上向くことはないと考えられる。緊縮財政とユーロの高値維持。仕方がないので、中国は、自国で一兆元の景気対策というところである。
しかしながら、ダウの13600には驚いた。このまま、上値を追うか、あるいは、しばらくは、高値維持の横ばい状態で、悪材料が出て、売りたたかれるか。難しいところである。
勉強になりますm(_ _)m
ECBが域内の景気を下支えするために、利下げする可能性は低いでしょうか?
難しいですね。
単に、スペインの国債を、購入する際は、不胎化するということだけで、もし、さらに、景気が悪化した場合、何らかの形で、市場から債券などを購入することになると思いますが、そのさい、不胎化せずということになるかもしれません。
つまり、スペインの国債購入は、景気対策ではなく、あくまで、スペイン救済が目的であり、その場合、スペインに対する救済条件が発生してしまいますので、景気対策とは、分けている可能性もあります。