株を買う時に覚えておいてほしいこと

坂本彰さん
坂本彰さん

私が株を買う基準はいくつかあり、業種や会社ごとに
株を買う目標株価は決めています。


その基準以下になった時に株を買うわけですが、いつも
思っていることを今日はお伝えしようと思います。


これを頭の片隅に置きながら株を買うか決めることで、
あなたの運用成績も変わってくるはずです。


それは「あなたが喜んで買っている一方で、喜んで売って
いる人がいる」ということです。


株は相対取引です。買う株数と売る株数、株価が一致して
初めて値段が決まり売買が成立します。


あなたが株を買う理由は、買った株価よりも高く売れると
判断したからです。


そのため株を買うのですが、売っている人はあなたよりも
先に儲かっている可能性があるということ。


儲かっていた場合、なぜ保有を続けず売却するのか?


そういう客観的な判断をすることも、時には必要です。


自分の中で楽観的に考えて感情で動かず、内省的知能を
つけていくようにしましょう。


内省的知能とは、自分とうまく付き合う能力と定義
されています。


自分の得意なこと、強みや弱み、価値観、思考など
客観的に自分がどんな人間かを捉える能力のことです。


このレベルが高い人は、自分がどんな人間で何が得意
かが良くわかっています。


その結果、一つ一つの売買を冷静に振り返りながら
運用成績を上げていけます。


こういう能力は学習と経験で克服できるので、もし
足りないなと思ったら、次からは慎重に売買する
ように心がけてみてください。


内省的知能を一番高める方法は、自分の売買記録を
ノートに書いて読み返すことです。


http://saig.livedoor.biz/archives/2438333.html

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