映画ずきのしんちゃんさんのブログ
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節目を抜けられず
9月10日の日経平均8,869.37-2.28 雲の上 基準線 転換線 の下、ボリンジャー TP の下 MACD RCIは底打ち。目先、ECBの国債買取方針表明で反発してきたが、アメリカの雇用統計が失望をさそって、節目を抜けられていない。月足では2009年3月、2010年4月を頂点とする大きな三角持合の中で、下値を試している。9500あたりに月足基準線があり、これをこえてこないと局面転換にはなりそうもない。
ダウ13,252.00-54.64 雲 基準線 転換線の上 ボリンジャー プラスσの上、MACD RCIは上昇。雇用統計が頭を抑えているが、上昇基調。週足、月足も基準線、転換線の上で上昇基調にあり、株価を見る限り、歩みは堅調だ。ただし2007年10月の高値13895を抜くだけのエネルギーはあるとはおもえないので、近辺に来るといったん下に押す可能性もあろう。
VIX指数は10台前半、イタリア、スペイン国債も利回り6%を切ってきており、欧州債務危機は、数字上はピークをうってきた感がある。アメリカの雇用は確かに弱いが、鉱工業生産指数は上昇基調にあり、消費も大きく落ち込んでいるわけではなく、ゆっくりとした経済の拡大は続いているようだ。FRBがQE3を発動するという思惑もあるが、拡大がとまっているとはいえないので、大胆な動きはなさそうに思う、また仮に発動したとしても、どれほどの効果があるか、疑問でもある。ダウが上値を追い、東京が基調転換するにはアメリカの景況感が本格的に改善し、アメリカの金利が長期的な節目を上にぬけてくるところまでこないといけないのだろうか。
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