街の書店で本を注文してから届くまでに平均7日前後かかる書籍流通の現状を変えようと、楽天が中堅書店に本を卸す出版取次事業を始めるそうです。
自社のネット書店が持つ在庫約50万点と配送システムを活用し、原則として0~2日で届けるそうです。
楽天は、ネット通販の覇者・米アマゾンの「打倒」を掲げているそうです。
街の書店は「書店に届くのを待てないとアマゾンで買う人が増えた」と危機感を抱いており、街の書店にとって、ネット書店「楽天ブックス」も運営する楽天はライバルですが、「敵の敵は味方」と、異例の連携が決まったようです。
楽天は、ネット書店として本を直接読者に売っており、その販売先に街の書店が加わる形だそうです。
扱う冊数が増えれば、在庫の回転率が上がり、コストが下がることから、本好きの人たちが集まる書店と連携し、7月に始めた電子書籍配信事業の拡大につなげる狙いもあるようです。
はたして、アマゾンに勝てるでしょうかね。
4755:771円