6月以降、世界的な不作により、穀物商品市況が大幅に上がっています。
1688の穀物商品ETFも4割の値上がりです。
そして今、畜産では、牛の飼料価格が高騰し、本来出荷しない若い牛まで出荷しています。
いまの相場では、高い飼料を買って牛を育てても、採算が合わないからです。
結果として畜産市場には若い牛も含めて大量に牛が出回ったために、相場は低迷しています。
そして相場の低迷がさらに畜産の採算性を悪化させ、いよいよ若い牛が出回る悪循環になっています。
2028の畜産指数ETFも、低迷しています。
しかし若い牛が畜産業からいなくなってしまっては、今後は牛が市場に出回らなくなるということになりますので、来年には相場が反転するのではと思います。
もしかしたら牛丼が値上がりしちゃうかもしれませんが、その分は畜産指数ETFで取り戻すか...と狙っています。