ちょっと気になる記述があったのでこの投信にメールを送りました。 回答と合わせてご覧下さい。 ^_^;
<<送ったメールの内容>>
『さわかみレポート 2012年9月号を拝見致しました。
代表取締役社長 黒島 光昭氏の記事にコメント致します。
大きな風車を付けた飛行船で風のエネルギーを集めるお話ですが、かなり大きな誤解があるようです。
飛行船や熱気球は、風で動きますが、これらに乗ると全く風を感じません。船体が風と同じ速度で動くので当たり前の事実です。 あまりにも荒唐無稽な記述になっていることをご自覚頂きたいものです。』
これに対する返信は、
『お客様に誤解を与えてしまいました点、深くお詫び申し上げます。
今後とも伝え方、表現の仕方を工夫して精進して参ります。
言い訳になってしまうのですが、私は文中であらかじめ「これは妄想だが」と
お断りしております。弊社の広く深く遠く将来を読み込むリサーチでは、
時として、このように発想を自由に飛ばします。
幾重にも発想のオプションを張り巡らし、イノベーションの種がどう関わっていく
のかを論理立てて行きます。
飛行船につきましては、船自体の進行スピードと風のスピード差をつける運航の
プログラミングや風洞型の風力発電などのイノベーションを関連付けていこうかと考えております。
イマジネーションの推と、ロジックの論を往復しながら、今後も愚直に詳細調査を
行って参ります。ご理解いただきたくお願い申し上げます。』
これは、タクシーの屋根に風車と発電機を取り付けて、発電でエネルギー効率が上がったと思い込んでいる誤解と同じレベル。発電で得られるエネルギー以上の負荷を自動車のエンジンに掛けているだけなので、却ってエネルギーを損失していることにしかならない。 物事の原理を理解出来ない人には、自分の愚かさが理解できていないようです。
でも、こんな推論しか出来ない人達の運用している投信って怖くない?