自動車取得税、自動車重量税について廃止を含めた
見直しを検討するという新聞の記事を目にしました。
消費税は上げるのに、自動車に関わる税金は下げてばかり
なので興味を持ちました。
車に関する税金を下げる理由について本音まではわかり
かねますが、自分が考えて感じたことは、
GDPを上げるために自動車購入を促しているのだなと
いうことです。
毎年各国のGDP伸び率が発表され、その時代のリーダー
が誰だったかというニュースはよくあります。
日本はまだましですが米国での話題性は高いです。
選挙の年など頻繁に経済政策が注目されます。
日本も同じように資本主義国家なのでGDPを上げることは
国として重要なテーマだと思います。
で、それを上げるのに一番手っ取り早いのが住宅と車を
買わせること。
金額が高いことが主な理由ですが、住宅の場合、ほとんど
の人は一生で一度しか買いません。
その点、車は人生で何度も買い替える時が来ますし、
一度で数百万円の買い物です。
保有者の数も多いため、販促の材料としては最適なのかなと
思います。
他にも思ったのが自動車は購入時に10万、20万と割引き
しても、後からいくらでも回収できるからです。
購入時に自動車取得税と消費税はかかりますし、ガソリンには
揮発油税、地方道路税、消費税の3つがついてきます。
1リッターで50円以上の税金が徴収できます。
保有しているだけでその他色々な支出から消費税が徴収でき
るでしょうし、自動車関連会社からの法人税も期待している
でしょうね。