消費者と生産者の交流を深めようと北九州市の小学生たちが29日、川崎町の観光農園「ラピュタファーム」で巨峰を使ったジュース作りに挑戦した。保護者も含め40人が参加。もぎたての味に舌鼓を打ち、夏休みの思い出づくりを楽しんだ。
食育をテーマに九州農政局北九州地域センターが企画した。参加者は畑で巨峰を3房収穫し、種を取ってジューサーにかけた。さらにガーゼを使って皮を取り除き500ミリリットルの瓶に注いだ。ブルーベリーの収穫も手伝った。
収穫した巨峰は糖度20度と甘みが強く、参加した企救丘小(小倉南区)5年の林夢美さん(10)は「皮をガーゼでこすのが難しかった。お店で売っているジュースよりもすごく甘かった」と喜んでいた。