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北電、CO2排出量4割増 昨年度 火発の稼働増響く

 北海道電力の2011年度の発電量1キロワット時当たりの二酸化炭素(CO2)排出量(排出原単位)は0・485キロで、10年度より37%増となった。11年度は4月と8月に泊原発(後志管内泊村)1、2号機が相次いで定期検査入りし、火力発電所の稼働が増えたことが響いた。

 発電時のCO2排出量は石炭火力が最も多く、石油、液化天然ガスと続く。原子力発電などはCO2を排出しない。このため、電力会社のCO2排出量は、原子力発電の稼働率で大きく変わる。

 北電は、京都議定書の基準年である1990年度比で、排出原単位を08~12年度の平均で20%程度低減する自主目標を掲げている。

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