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ツバキに実る大きなリンゴ?
リンゴに似た実を付けることから「リンゴツバキ」と呼ばれる鹿児島県・屋久島原産のヤブツバキが、久留米市草野町紅桃林(ことばやし)の畑で大きな実をたわわに実らせている。
畑を管理する日本ツバキ協会筑紫支部の橋本正道監事(79)によると、ツバキの実は通常3~4センチだが、リンゴツバキは5~8センチ、大きいものは10センチほどになるという。
約20アールの畑には約100本の木がある。約40年前に畑の所有者が屋久島から移植した。3年前に高齢を理由に処分しようとしたため、橋本さんが「珍しい木を地域おこしに生かそう」と管理を買って出ていた。
九州大の藤枝国光名誉教授(農学博士)の指導を受け、枝切りや下草の伐採などに取り組み、今年は昨年の2倍の実が付いたが、まだ安定的な収穫は難しい。橋本さんは「冬には花、夏は実を楽しめるよう大事に育てていきたい」と話す。
実の見ごろは10月いっぱい。収穫した実は種を取り、つばき油などに加工する。
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