先のバズーカの後、ユーロ安がそれほど進行しなかったことが、当方が春先の上昇局面で危険を感じ、あれこれ日記に書きまくった最大の理由。
さて、今はどうでしょうか?
マネタリーベースの状況は何ヶ月もしないと分からないので、周辺データから匂いを嗅ぐ必要があります。
で、まだ、明らかに金融相場、政策相場なのです。
短期的に政策ほど気紛れなものはないですが、中期的には政策は結構読めるかも、と思えたりします。 政策担当者が変わらない限りにおいてですが、、、
対ユーロの円安化や為替安定は良い兆候ではないですよね、たぶん。
キーワード: バイトマン、ジョイブレ、メルケル、ドラギ、白川
(補足) 金融緩和で景気が上昇しないのに物価だけ上昇したらどうするんだ、という意見が日銀・政府の会合で日銀側から出てました。 金融緩和の景気波及経路について、過去日記に書いたことがありますが、おいおいという意見です(プロにもいろんな面白い方がいます)。
さて、デフレ脱却は来年、そして1%達成は再来年かその翌年のようです。 次の選挙次第で、もう一段の景気下押し(増税)に動ける下地(言い訳作り)が作られつつある、、、と感じる今日この頃。
不景気は財政悪化、増税の始まり。 嘘つきは財務省の始まり?