今週の相場『勘』ですが…
今週日本はお盆休みに入り、相場はかなり
換算としてくると思います。
相場のアノマリーとして、8月は歴史的に
円高傾向で推移する可能性が高くなっています。
お盆休みがその流れを産む発端となる場合も
考えられます。
USDJPYはお盆休み前の調整もあったのか、
金曜日は下落して終えました。しかも、
このところ前日安値を切り上げる形での
推移だったのですが、金曜は切り下げ、
木曜安値よりも下で終えています。
悩ましい水準です。
欧州は引き続き国債買入関連のトピックに
一喜一憂する展開でしょう。
加えて、欧州経済の状況を確認する上で、
ユーロ圏GDP、独GDPやZEW指数、英CPIや雇用統計と
指標発表が多くありますので、市場の注目が
集まることになりそうです。
【テクニカル分析（日足）】
USDJPY
現状の水準は一目均衡表転換線より下にあります。
相場が薄い中、78円を割るような展開には注意して
おく必要があると考えます。ただ、78円を割っても
あまり下攻めは入らないような気はします。
EURUSD
先週は週末にかけて3日連続で続落となりました。
一目均衡表の基準線と上向きのトレンドラインが
下値抵抗として機能しているように見えます。
基準線も上向かないと反転機運は高まらない気が
しますが、遅行スパンが実体線に当たってきて
いますので、ここを上抜けるとまた一つ反発材料が
増えることになります。
GBPUSD
引き続き、一目の雲の中での推移。
転換線、基準線、雲下限が下にあるため、
下落したときに底堅さを見せています。
引き続き、当面は雲の中でのレンジ推移を
予想します。
AUDUSD
先週は一時1.05割れを示現するも、反発して
1.057まで反発。引き続き高格付、高金利通貨の
AUDは選考されているようです。
一目均衡表の遅行スパンがやや横這ってきたのが
気になります。RSIは引き続き高水準です。
ご参考になりましたら、ポチッと応援いただけますと大変励みになります！
ツイッターでもつぶやいています。ユーザー名はKJ_FXtechnicalです。よろしくお願いします。
