あれも、これも国にお任せ、お役所にお任せとなると、お金の多くが、お役所経由で回るようになります。
税金をたっぷり取って、お役所経由でバラマキ直す官製経済が肥大化していきます。
そこでは市場原理は働かない。
より良い製品、サービスにより高い値段がつく、より沢山のお金が支払われる、、という至極当たり前の市場原理(公正原理)は働かないのです。
国全体として、資金配分、人材配分が歪むことになり、非効率になっていく。
市場原理が働かないゆえ、改善意欲も乏しくなり、技術革新も起きにくくなる。
政治的、恣意的な配分が横行し、利権が膨張する。
結果、経済成長は低迷し、経済は凋落することになる。
税収は伸び悩むので、財政は悪化(借金増大)する。
財政悪化に対し、増税(税率アップ)で何とかしようとしても、これは、官製経済比率を更に増大させることになります。
増税(税率アップ)しても、一層の官製経済肥大化、利権膨張、経済凋落、財政悪化を来すことになるのです。
これは発展途上国化への道です。
官製経済肥大化で破綻した社会主義国の、いつか来た道です。
お役所依存からの脱却こそ、官製経済縮小の道であり、これは経済成長と減税と利権縮小の三重メリットを国民にもたらします。
民間でやれることは民間に(これは減税と表裏一体)、、、このフレーズはやっぱり正しいのです。
但し、民間に任せても、変な規制で活動の自由が削がれたのでは、お役所の仕事と大して変わらなくなります。 市場原理、公正原理は歪むのです。
市場原理(公正原理)を歪めるような、変なお役所規制を無くすこと(規制緩和)、、、これもやっぱり正しいのです。
左翼vs角栄自民のばらまき合戦の結果、お役所依存が増し、お役所資産が世界有数(600兆円)になり、お役所予算がGDPの50%にも肥大化したのが今の日本。
この間、規制も強化され、自由経済からの乖離(市場原理・公正原理の歪み)もひどくなりました。
で、上記で書いたとおりに、経済凋落、財政悪化、利権膨張となったのです。
さて、この状況で更に増税するのは、国民益にプラスでしょうか?(お役所と利権には一時的プラスかも知れませんが、、あくまで一時的)
それをお役所に任せますか??