今週の相場観ですが…
先週の米雇用統計は失業率が悪化
したものの、雇用者数が予想を大きく
上まり、株価上昇、リスクオンの流れ
になりました。
今週はRBAの政策金利、中国指標、
豪・加・NZの雇用統計など、指標は
バラバラと続きます。
基本的にはリスクオンムードの継続による
円安、ドル安の持続を見る向きが多そうです。
今週は指標に加え、スペイン国債購入に
絡む欧州各国各機関首脳の発言に振られる
展開が予想されます。
トレンド形成というよりは、ある程度のレンジ内で
トピックに振らされ上下する展開のほうが
イメージに合っている気がています。
【テクニカル分析(日足)】
USDJPYは78円をサポートにやや上を伺う展開。
ボリンジャーバンドは幅を狭めており、今後の
トレンド形成に向けて力を溜めている状況か。
短期では一目均衡表基準線と先行する雲の
下限である79.00~79.20前後までの上昇は
ありそう。
EURUSDはトピックに細心の注意を払いながら
ポジションを取りたいところ。現状は一目均衡表の
基準線を少し越えたところ。この水準は先週、
先々週と2度キャップされているので、これを
抜けてくるとドライブがかかるか。
ただ、先行する雲はまだ2週先まで下方向。
ボリンジャーバンドも上下バンドの伸縮はなく、
レンジ相場の様相を呈しています。
GBPUSDは上下しつつも下値を切り上げる展開。
一目均衡表で一度雲の下限を突破するも、金曜に
再び突入して越週。きれいに前回安値より上で
切り替えしており、下値の硬さは伺える。
雲は厚いので、雲の範囲での推移がメインか。
転換線基準線も横向きでレンジ相場の雰囲気が強い。
AUDUSDはどこまで上昇の勢いが続くか。
個人的にこの水準からは買えません。
RBA政策金利、中国指標、雇用統計、RBA四半期
金融政策報告など、注目指標が一番多い通貨です。
好調継続ですと、1.1を目指す展開になるかもしれません。
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