今週のヴェリタス読みですが、気になった記事は、
「社債ブームの誘惑」あなたが知るべき投資の心得
という記事です。
劣後社債は、これまで機関投資家がほぼすべてを購入していた品目だったのですが
、
最近銀行や証券会社が個人向けに劣後社債を一口100万円程度から販売を始めるケースが多くなっているようです。
そして、これが利回り1.2%と国債の利回り0.07%と比較しても高額なため
人気なようで、売り出し即完売の状態が続いているようです。
正直、私は劣後社債はリスクが株式と同程度高い(=倒産したときの弁済率が株式と同順位)にもかかわらず、最大リターンが少ない(1.2%)と劣後社債に魅力を感じないのですが
ただ世の中の人気ぶりを見ると
「満期まで持ちきれば国債より利回りが相当に良い」
この一点が人を惹きつけるのでしょうか。
何とも不思議な現象だなと感じました。