楽天の「コボタッチ」購入しました

yuhsanさん
yuhsanさん

 

7月19日に楽天から発売された「コボタッチ」購入しました。7月20日に注文して、翌日には届きました。さすが楽天、見た目もすっきり色も4色、軽量で文字もはっきりしています。画面が小さい点がいささか物足りませんが、8千円を切った価格ですからやむをえないでしょう。


案内にしたがって専用アプリをPCにダウンロードし、「コボタッチ」を初期化しようとしたのですが、何回やってもダウンロードできません。そこで、22日の日曜日に電話で問い合わせたところ、
「ただいま混んでいますので、少し待って再度トライしてください」の繰り返しです。

「いつまで待てばいいのですか?」
「分かりません」


ところが翌日、あまり期待しないまま、再度トライしてみると簡単にダウンロードができました。楽天の社長からも、不具合を認め謝罪が公表されているように、おそらく不具合の回復に全力を挙げたものと思われます。私も気を取り直し、実際に使ってみることにしました。


一番の気がかりは、私がほかの出版社から出した電子書籍を、「コボタッチ」で見られるかという点です。楽天のヘルプページで使い方を調べたところ、はっきりしないので、24日に、ほかの質問と合わせてメールで問い合わせをしました。返事はなんと忘れたころの29日に届きました。


他社出版の電子書籍でも、パソコン経由で簡単に「コボタッチ」に取り込むことができるという内容で、添付のメールの一部は、「コボタッチ」に取り込む方法です。私の電子書籍「株で生活するには・・・娘たちに残す投資法」をご購入いただいた方は、「コボタッチ」上でもご覧いただけます。


とはいっても、「コボタッチ」のご購入を勧めるつもりはありません。使い方が面倒なうえ、サポート体制が十分でないからです。


「使い方が面倒」という言い方は、ある意味で革命的なものを導入するときには、付いて回るものかもしれません。パソコンでもデジカメでも、最初はみな「使い方が面倒」だったのです。社会に受け入れるまでには相当の時間と発売者の努力がいります。


そのためには、十分なサポート体制が必要です。購入時のパンフレットには、初期設定の方法しか案内していません。すべては電子化された使用説明書を読めということになるのでしょうが、その説明書でも、肝心の端末の使い方については、電源のオンオフぐらいしか記載されていません。書籍の購入方法については詳しいのですが、ページ送りとか拡大縮小といった操作については、結局試行錯誤で慣れるより方法がありません。年寄りや子供などで、パソコンや携帯に親しんでない人には、おそらく使えないのではないかと心配です。


電話でのサポートも、不備を認め謝ることは上手ですが、具体的な回答には程遠いし、メールにいたっては、全然役に立ちません。


というわけで、楽天の電子書籍に対する意欲は感じますが、残念ながら今の段階では人に勧めるようなものではありません。秋ごろに発売される、アマゾンの「キンドル」まで待っても、遅くないような気がします。


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楽天<kobo>カスタマーケアからの返事の一部
楽天PDFフォーマットの電子ブックやファイルをkobo Touchで利用するには下記をご参照ください。
1. kobo Touchを付属のmicro USBケーブルでお使いのPCに接続する
2. kobo Touchの画面上に「接続」と「キャンセル」が表示されますので「接続」を選択する
3. kobo TouchがPCにKOBOeReader(D:)として認識されます
4. ご希望のPDFファイルをコンピュータ上で(Macの場合Finder)選び、ドラッグ&ドロップで、フォルダを選択せずにKOBOeReader(D:)に移す。
5. ファイルを移し終わったら、KOBOeReader(D:)を右クリックして「取り出し」を選択し安全にkobo Touchを取り外す
6. 「コンテンツを処理しています」という表示が出ますのでしばらくお待ちください
7. kobo Touchに入れたPDFファイルがホームスクリーンに表示されているか、もしくはライブラリの本の欄に入っていることを確認してください。

 

 

6件のコメントがあります
1~6件 / 全6件
yuhsanさん

jojuさん

 

コメントありがとうございました。

電子書籍に対する期待の大きさに改めてびっくりしました。

今年こそ電子書籍元年となって欲しいですね。

jojuさん

 電子書籍やiPADの普及で、本のスペースが節約になるし、重たい書類・PCを持ち歩く手間が省けて嬉しい限りです。

 持病がある自分には、重さ200gは非常に有り難いです。

 

 専門書や経済・ビジネス関係書籍など、あらゆるものが電子化されてくれれば、更に良いのですが。

 電子書籍も、紙並みに薄くなって丸められたりすると、更に嬉しい、、、。

 

 大きなビジネスチャンスがあっても、雇用に柔軟性がない日本ではなかなかそれに乗れませんねえ。 

yuhsanさん

もりぎんさん

 

こんばんわ、

お元気で毎日お仕事に相場にご活躍、心からお喜びしております。

コメントから推察いたしますと、もり銀さんもコボタッチをお買い上げのようですね。

 

何しろ市場では、携帯系の汎用端末が普及し、明るさとか、カラーの点でコボタッチにないものを持っています。アニメを見るのには、汎用系のほうがいいかもしれません。

 

それに、コマーシャルなどでは、ほとんど汎用の端末を紹介していますので、ページ送りや、拡大縮小などの操作が、コボタッチではあのようには行きません。使い慣れれば、かえって見やすいのかもしれませんが・・・。

普及には時間が掛かりそうです。

 

それにしても、つたない書物をお買い上げのうえ、ご丁重なお言葉までいただき、ありがとうございました。

 

 

(退会済み)

こんにちは

 

yuhさん、新しものずきですなあ^^

 

電子書籍機具の最大のメリットは電池寿命だと思ってます。

あえてカラーにしなかった。

 

ページをめくるときに触感があればいいなあともおもいます。

 

yuhさんのご本はプリントアウトして、自分で装丁して、僕の本棚にあります。

目に見える形で所有欲を満たすのも、本の良いところ。

 

ああ、でも、LPレコードがCDに変わったときこれと同じことを言った事を思い出しました。

ところが、レコードは廃れ、買い置きのレコード針も尽きた頃、ラップ音楽が流行りレコードもレコードプレーヤーも復活した。

 

・・・・・

 

テレビを見ている時の人間の脳は、ほとんど活動していないそうです。

笑ったり、泣いたりしているのに不思議です。

 

それと似たようなことが電子書籍の画面を読んでいる時に起こっているのかもしれない。

どこかの脳科学者などが検証しないものか。

脳科学から何かヒントがでてくるかもしれない。

 

まあ、自分で試すのが一番ですかね。

自分も新しものずきなんで。

 

yuhsanさん

ねこ2さん 
こんにちは。

 

コメントありがとうございました。

ご指摘のように、汎用機が十分に普及している段階で、専用機が何処まで食い込んでゆけるのか問題がありそうです。

ただ専用機には、汎用機にはない、バッテリーの持ちとか、目に疲れないという利点があり、通常の書物を読む場合には専用機のほうがいいという意見もあります。もう少し使い勝手をよくしてくれれば、それなりのマーケットはあるのではと思っています。

また、私のような物書きには、新しい出版方法として期待している向きもあります。

 

 

ねこ2さん
読書専用マシンのコボタッチのような製品と、iPADなどの汎用機の比較はいかがですか。

個人的には、相当の使い勝手のメリットがないと、専用マシンの出番は、なさそうですが。



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