今週の相場観ですが…
今週は月に1度のビッグウィークですね。
BOE、ECB、FOMCの政策金利発表に加え、
金曜日に米雇用統計、ISM製造業が待ち構えます。
先週はドラギECB総裁や各国首脳からEURに対する
強い姿勢を示す発言が相次いだことで、後半にかけて
反発する流れとなりました。
今週はこの流れに伴うリスク回避姿勢の継続と
期待反落による下落の再開を睨んだ展開となりそうです。
USDJPYは一時78円割れを示現しましたが、
金曜日に反発。現状の水準は、一目均衡表の
転換線(9日移動平均線)にキャップされている
ところです。
金曜の雇用統計に向けて、水曜のADP雇用統計や
ISM非製造業景況指数に注目が集まりそうです。
EURUSDは1.20台から1.23台へと大きく反発しましたが、
3連騰ですので週初はやや減速の可能性も…
まだ、日足の下向きチャネルラインには入っていると
認識しているので、この水準での買い急ぎには
注意したいところです。
GBPUSDも反発で1.57ミドルまで。
こちらは横向きのチャネルライン内で、かつ
一目均衡表の雲の上限付近。
テクニカル的にここのレジスタンスは厚そうですので、
明確な上抜けを確認してからのポジション取りと
いきたいところです。
AUDUSDは1.5目前まで迫ってきました。
高値余地は限られそうな気がしますが、
全面的なリスク回避ムードが相場を支配しない限り、
それなりの底堅さを見せそうな気もしています。
高金利・高格付の国はやはり強いです。
指標の強弱もさることながら、その時々の相場の
雰囲気にしっかりとアンテナを張って、自分の
思惑に基づいたポジションを取らないよう
心掛けたいですね。
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