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蘭字(らんじ)とは「西洋の文字」の意味ですが輸出用茶箱の
ラベルのことをいいます。
幕末から大正にかけて、横浜や神戸から積み出された緑茶梱
包の多くはアルファベット文字入りの華やかな木版多色刷りラ
ベルが貼られていたました。 これら花鳥や美人風俗などの絵
柄は、浮世絵師(特に二代広重は有名)や地方の画家などに
よって描かれました。木版画に刷り上げたのは浮世絵の職人
ですが、急速に印刷方法も変わり、デザインの面でも大きな変
化がみられるようになります。
この画像のように絵だけのものから文字だけのものもあります。
明治後期ー大正初期
合羽摺り 木版摺り併用の技法
サイズ (縦)37 ×(横)42
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